川崎の「たまりば」の西野博之さんとの対談本について紹介する。
こちらも、最終チェックの段階にあるときに妻が亡くなったので、作業が精神的にはしんどいと感じる時があった。そういった意味では、特別な一冊となった。
西やんは30年来の仲間であるが、たっぷり時間をとって語り合ったのは、今回の本作りが初めての機会だった。
語り合いは、お互いの来し方から、子どもたちの現状などいくつかのテーマを軸に展開されたが、西やんとの対話は僕にとってはとても刺激的で快適な時間だった。
読み返してみると、僕自身が面白いといえる内容に仕上がっているように思う。
最近、よく話題になる居場所とスクールソーシャルワークについて関心がある人、さらに子どものことに関心がある人にとって、ヒントになることばがあるのではないかと思う。
手にとって読んでいただければと幸いだ。
(山下英三郎)