9月のコスモス村の研修は2回実施するのだが、1回目を昨日終えた。今回も参加者の皆さんとの活発な話し合いを通して、さまざまな気づきや振り返りが僕も含めてお互いにあった。
そして、毎回のことではあるけど、それぞれ人たちの真摯な姿勢だ。住まいから遠く離れた場所まで足を運ぶという行為をとっただけでも、敬服しないではいられない。だから僕としては、それに対して誠実に向かい合うこと続けて行かなくてはならないと思う。
研修には、楽しみの要素が大切だと考えているので、恒例となってきた近くの露天風呂行きは欠かさず、お茶や食事を愉しみ、近辺のドライブを加えたりしている。
また、参加者同士の出会いと、今後の交流も願っているので、少人数で寝食を共にすることは、その意味では願いが実現されやすいように思う。
それに加えて、僕自身にとって毎回新たな出会いがあることは、大いにありがたいことだ。交通の便が悪い森のなかでの生活にもかかわらじ、新たに人間地図が広がって行くことは喜びでもある。だから、独居老人の侘び住まいといった寂寥感はない。
歳をとるにつれて枯淡の境地に達するのも悪くはないが、どうやら僕はこの先も人や物事との出会いを求め続ける、青い心根で生きていく途を選ぶタイプであるようだ。
さて、後半の研修はどうなるかな?