9月の「修復的対話」講座にて、はるばる長崎からご参加くださった古豊さんよりいただいた感想をご紹介いたします。
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はじめに、山下さんをはじめ、一緒に研修した皆様、ボランティア等で支えて下さった皆様、本当にありがとうございました。大変お世話になりました。
研修を終えて僕の中に一番残っているのは、正しい受け取り方かどうかはわかりませんが、修復的対話は“手法ではない”ということです。
答えのない子どもとの関わりの中では、どうしても手法にとらわれがちだと思います。安定して子どもと良い関わりを持とうとすれば、どうしても僕自身の中にぶれにくい指針を持つことが必要であり、その指針を手法に求めてしまうことがあります。そしてそれは、僕の場合ですが、目の前の子どもとの関係づくりよりも、解決のための手法をどう使うかということを重要視してしまうことにつながります。
こうすればうまくいくという価値観と、ある意味対局のように存在している子どもとの関わり、そして僕自身がどう関わろうとするのか、何を大切に考えるのか。
本当は大切なんだけど、実際の現場の中ではなかなか深められない話学びを、じっくり時間をとっておこなうことができて、本当にいい時間になりました。
山下さんをはじめ、またお会いできる機会を楽しみにしています。本当にありがとうございました。