自然と話したいことがあふれてくる

12月に行われた『ソーシャルワーク基礎研修講座』の受講生の皆さんから寄せられたご感想です。感謝してご紹介させていただきます。<パート1>

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私は、もともと学校現場におり、ソーシャルワークに関心は持っていましたが、知識や経験もない中で一人参加することには不安がありました。しかし、その不安はコスモス村の雰囲気と山下先生の佇まい、参加された皆さんの受容的で誠実な関わりによってすぐに消えて行きました。

3日間語りっぱなし、考えっぱなしの研修は生まれて初めてでした。けれど、あの場にいると自然と考えたいこと、話したいことがあふれてきました。

寝食を共にするなかで一緒に学び、語るってこんなに楽しく豊かなことなんだ!ということも知ることが出来ました。

ソーシャルワークの考え方に触れ、自分の経験と照らし合わせてみることで、自分の思考のくせに気付いたり、学校現場にいた時の違和感や葛藤が解きほぐされるように感じました。
特に、何のための専門性かという話や、どんな行動にも意味があること、自分で決めること、「逆境(問題)というものは人間が生きていく上で避けることができない。しかし、人は逆境に出会うことによって力をつけていく。」という言葉に触れる中で、自分自身もエンパワメントされました。学べば学ぶほど力が湧いてきて、前向きに生きられるようになる気がしました。

このような体験ができたのも、山下先生が終始私達の話に耳を傾け、謙虚かつ真摯に向き合って下さったからです。山下先生の生きる姿勢そのものの中に、ソーシャルワークの意味を感じ取ることが出来たと思っています。