引き続き、1月修復的対話講座を受講された方からのご感想をご紹介します。<vol.2>
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「修復的対話」を知ることはできましたが、問いを考えることや参加者それぞれとの下打ち合わせなど下準備の大切さもよくわかりました。さらに勉強し、現場に活かせるようになりたいと思っております。
すべてはつながっていて、それぞれ違いがあって、それらのバランスがとれていることが重要、人間関係のトラブルは世界(宇宙)の調和を乱す為、修復される必要があるという考え方に基づく。南アフリカのアパルトヘイト、ルワンダなど、人種対立の和解対策として用いられてきたし、今でも世界に広がりを見せる。
内面から語りたいことが溢れてきたし、自分自身を存分に肯定する感覚がつかめた。そして、たとえ自分と意見が違ったり、自分にとって不利益なことをする相手だったとしても「人として否定しない」感覚というものが、なんとなくどんなものかを感じることができた。
さらにRJでの対話の際、自分自身がその「場」に対しての安心感で満たされていたのに驚いた。そしてこれまでいかに、自分が身を置く「場」に対して疑ってかかり、懸命に空気を読み適応しようとする…ということをしてきたかを思い知る。批判されたり、評価されたりしないという安心感とはすごいものだ。本を読んだだけではわからない、体感しないとやはり実感できないものだと思う。子どもの時にもっとこの感覚を味わえていたら、いろんなものをもっとフラットに捉えられるだろう。幸せの感じ方も違ったかもしれない。
RJの哲学に感動しつつ、自分のなかにその哲学からほど遠いものをいくつも発見して、帰りの電車でしばらく落ちこみました。でも、不思議と意欲も湧きました。山下先生や参加者のみなさんからエンパワメントされていたんだと思います。エンパワメントされていたからこそ、自分を落ち込ませるような部分を発見し認めることができたのかなと思います。