1月の修復的対話講座を無事終えることができました。北海道から沖縄まで、全国各地から訪れてくださる皆さまに日々感謝です。山下からの報告をシェアします。
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昨日、コスモス村1月の研修を終えた。厳寒期の研修なので、参加者の方々が寒さに震えることはないかと心配していたが、幸いにも穏やかな日が続いて安堵した。
今回は、北海道上川町という日本でも最も寒い地域からの参加があった。そこに比べれば、コスモス村の寒さはマイルドな方かも知れない。参加メンバーは、男性2人と女性3人だった。ソーシャルワーク関係は2名で、あとは大学教員、企業のコンサルタント、町おこしの活動をしている人など多彩だった。
その中で、僕がスクールソーシャルワーカーとして活動を始めて間もない1990年代の初め頃に、JOJOという勉強会で一緒に活動していたNさんの参加もあった。当時20代前半だった彼女は、その後看護学を学び、現在は大学で教鞭をとっておられる。しばらく交流が途切れていたが、空白を感じないほど自然に接することができたのは、彼女のオープンな人柄のゆえだろう。
それぞれがさまざまな背景を有するだけに話が尽きず、翌日の研修のことを考えて就寝を促さざるをえない場面もあり申し訳ない気もしたが、いつものことながら初対面の人たちが急速に心的な距離を縮めて行く様子を見るのは嬉しいことだ。
冬枯れの景色も悪くはないが、綠に包まれたコスモス村をいつかまた再訪していただきたいと願いつつ、サヨウナラをした。