12月のソーシャルワーク基礎講座を受講された方のご感想です。感謝してシェアさせていただきます。
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ソーシャルワークというものが社会の大きな流れ(洗濯機のぐるぐるのイメージ)のすみに追いやられた場所の、潤滑油や流れの方へ背中を押したり、寄り添ってむかったりするようなものである気がしています。
私は一見マイナスにみえることをフラットにとらえる特性を持っているようで、世の中のマイナスにみえる事に対する反応がとても苦しくなるときがあります。
生きる、存在するということは、なにかしら迷惑をかけたりかけられたりするものなのに迷惑をかけることが悪いことといった空気感や、「失敗」を恐れる社会や人間界が歯がゆく‥そんなの自分の足で一歩踏み出せば隣り合わせにあるのは当たり前のことなのに、みんな恐れおののく‥みんな自分の事を「神」や「仏」ほどのものだと、完璧があたりまえと思っているのか‥と驚く
「失敗してあたりまえ」
「迷惑かけてあたりまえ」
だって人間だものってなります。
今回はいつも自分がやっている対応に山下先生に「いいんじゃない」と言ってもらう為に研修を受けた気がしました。関わる子ども達に「いいんじゃない」と言っている立場の私が「いいんじゃない」って言ってもらえる場はなんだか不思議でおもしろかったです。
そこには、本当に良くなければ「いいんじゃない」と言わないという信頼感があるからこそ、その言葉を信用できる気がしました。
今感想を書きながら振り返りができていて‥子どもたちが、私の「いいんじゃない」を聞きにきていた心情が垣間見えて、やってきたことは間違っていなかったって少し泪がでるほどの安堵感があります